【デッキ立ち回り解説】オリジンディアルガVstarデッキ【OD】

2025/01/31

今回は管理人の愛用するセキにゃん推し活デッキ【OD】について紹介します。

使われている専門用語が分からない時は、こちらの記事も開きながら読むのがオススメです。

デッキ紹介

【デッキコード】Fk51Vw-oUK7dP-FfVkdk

【デッキ名】OD16

このデッキの特徴

各項目を押すと説明が見られます。
素早さ★★
小回り
ワンパン★★★
構築自由度

オリジンディアルガVstarデッキ」は、得意不得意が明確に分かれます。

オリジンディアルガVstarデッキ」は、先鋒がいかに長く居座れるかが鍵となります。先鋒でサイドを取れば取るほど勝ちに近づきます。

つまり裏を返せば、先鋒がサイドを1枚も取れないまま倒されてしまうと、非常に不利になります。ほぼ勝てないと思った方がいいです。

苦手なデッキの特徴として「開幕1ターンでワンパンされる」「お互いのベンチポケモンの数を参照する」デッキに弱いです。この特徴のデッキに当たったらほぼ負け確だと思った方がいいです。

また、「たねorルール持ちポケモンの特性を止める」デッキも苦手な印象があります。

①開幕1ターンでワンパンされる

先鋒の「オリジンディアルガVstar」がサイドを1枚も取れないような、たねポケモンを中心として開幕1ターンでワンパンできる素早いデッキに弱いです。特に、進化前の「オリジンディアルガV」がすぐに倒されてしまうと、非常に苦しくなります。

オリジンディアルガVstarデッキ」は耐久型のデッキで、耐えながら「基本鋼エネルギー」を溜めていって初めて攻撃ができます。盤面が完成すればある程度素早くなりますが、それよりも速い速度で動かれるとついていくことができません。

Fレギュレーションにおいて、このタイプで苦手なデッキは「タケルライコex+オーガポンみどりのめんexデッキ」「トドロクツキexデッキ」「ソウブレイズexデッキ」です。

特に今「タケルライコex+オーガポンみどりのめんexデッキ」は、今環境のトップにいます。逆風が吹いています。

ソウブレイズexデッキ」は開幕1ターンで攻撃してくることはありませんが、かなり素早いデッキであり、更に「オリジンディアルガVstarデッキ」が炎弱点のポケモンメインで動くため、簡単にワンパンされてしまいます。

②お互いのベンチポケモンの数を参照する

エネ加速の「メタング」を2体並べるだけでワンパンされる可能性があり、厳しいマッチアップです。エネ加速役を並べられないと攻撃すら難しく、1回耐えても反撃できずにやられるのを待つだけです。

特に今はスタジアム「ゼロの大空洞」があり、こちらがベンチに1体も置かなかったとしても倒されることがあります。

Fレギュレーションにおいて、このタイプで苦手なデッキは「オリジンパルキアVstarデッキ(ボムパルキアなど)」「ミライドンexデッキ」です。

③たねorルール持ちポケモンの特性を止める

メインアタッカーの「オリジンディアルガVstar」はそもそも特性がなく、エネ加速エンジンの「メタング」はたねでもルールでもないため、意外に思うかもしれません。

ですがこのデッキは、ドローエンジンがたね&ルール持ちポケモンの「かがやくゲッコウガ」「ミュウex」「キチキギスex」に完全に頼り切っており、ドローエンジンが止まると山札からサーチ札やサポート「博士の研究」を引かない限り、ドローもサーチも完全にできなくなります。スピードが非常に遅くなってしまい、展開させることができません。

Fレギュレーションで特性を止めてくるのは、「サーナイトexデッキ」「テツノイバラex単デッキ」です。注意しましょう。

デッキの回し方

オリジンディアルガVstar」を2体立て、先鋒でサイド2枚、後続でVstarパワー「スタークロノス」を使うことを目指すデッキです。

バトル場スタート

バトル場スタートは、「キチキギスex」と「かがやくゲッコウガ」をなるべく避けましょう。「キチキギスex」は先鋒が倒されたタイミングでベンチに出したいためです。「かがやくゲッコウガ」はこのデッキで唯一攻撃ができないポケモンなので、相手が「カビゴンLOデッキ」だった時に詰みます。

手札に「キチキギスex」と「かがやくゲッコウガ」しかいない場合は、「キチキギスex」を出しましょう。その場合、ベンチに「オリジンディアルガVstar」×2体、「メタング」×2体を立てることになるので、「ミュウex」と「かがやくゲッコウガ」のどちらかはベンチに出すのを諦めましょう。手札に「基本鋼エネルギー」が溜まりやすいため、「かがやくゲッコウガ」をベンチに出すことが多いと思います。

1ターン目の理想

理想盤面

バトル場とベンチに「オリジンディアルガV」を2体、ベンチに「ダンバル」を2体並べられたら最強の動きです。なるべくこの状態を目指しましょう。

バトル場スタートが「キチキギスex」でないなら、ベンチにシステムポケモンの「ミュウex」と「かがやくゲッコウガ」も並べられると尚良しです。

グッズ「ネストボール」の優先順位は

  1. オリジンディアルガV1体目
  2. ダンバル1体目
  3. かがやくゲッコウガ ※注意
  4. ミュウex
  5. オリジンディアルガV2体目
  6. ダンバル2体目

です。

ダンバル」は最悪1体しか並べられなくても何とかなります。ただし終盤でない限り、いつでも2体目を出せるようベンチは空けておきましょう。「ダンバル」はグッズ「なかよしポフィン」で2体並べるのが理想ですが、4枚入っているためけっこうな確率で最初の手札7枚に入っています。

かがやくゲッコウガ」は、相手が「カビゴンLOデッキ」の時には絶対に出さないようにしましょう。手札に来た時はグッズ「ハイパーボール」などですぐにトラッシュしましょう。

ミュウex」は特性「リスタート」を使うだけではなく、ワザ「ゲノムハック」でカウンターを狙うこともあります。相手に圧をかけるために出しておくといいでしょう。

手札に「基本鋼エネルギー」が1枚しかなくて「かがやくゲッコウガ」がいる時は、「かがやくゲッコウガ」で手札を引く方を優先してください。手札に必要なカードが揃っている時は、手張りに使っても問題ありません。

2ターン目の理想

理想盤面

バトル場に先鋒の「オリジンディアルガVstar」を出し、ベンチの「ダンバル」2体を「メタング」に進化させられたら、最強です。2体目の「オリジンディアルガV」はまだ進化していなくても問題ありません。

早速「メタング」の特性「メタルメーカー」をどんどん使って「基本鋼エネルギー」をつけていきましょう。「基本鋼エネルギー」を1枚でもつけられたら、とにかくワザ「メタルブラスト」で攻撃を開始しましょう。

手札に「基本鋼エネルギー」が1枚しかなくて「かがやくゲッコウガ」がいる時は、先に「メタング」の特性「メタルメーカー」を使って「基本鋼エネルギー」を確保できるか試しましょう。1枚もつけられなかった場合は手張りを優先した方がいいかもしれませんが、手札が悪い時は「かがやくゲッコウガ」で手札を引くために使っても構いません。相手の盤面がどれだけ進んでいるかによって、攻撃を開始するかまだ待つか、決めましょう。

こちらが準備に手間取り、バトル場の「オリジンディアルガV」がたくさんダメージを受けてしまった場合は、バトル場の「オリジンディアルガV」は諦めて壁役とし、ベンチで2体目を育成した方が良いことがあります。バトル場の先鋒を進化させてもまだ戦えるか、ベンチの後続も進化させることができるか考えて、進化させる優先順位を決めていきましょう。

理想の進め方

先鋒の「オリジンディアルガVstar」でサイドを2枚以上取り、倒されて「キチキギスex」の特性「さかてにとる」を発動させたターンにVstarパワー「スタークロノス」を使って残りのサイド一気取りを狙うのが一番の理想の動きです。

先鋒の「オリジンディアルガVstar」が倒されるとベンチが1つ空くため、そこに「キチキギスex」を出しましょう。

キチキギスex」の特性「さかてにとる」が発動している状態でVstarパワー「スタークロノス」を使うと、「スタークロノス」で得た追加ターンでも特性「さかてにとる」を使うことができます。これで手札にサポート「ボスの指令」などの呼び出し札を加え、ベンチに逃げたアタッカーを呼び出してワンパンできれば、動きとしては完璧です。

ただし、序盤に相手がもたついていて先鋒にも「基本鋼エネルギー」を5枚つけることができた場合、Vstarパワー「スタークロノス」でアタッカーやシステムポケモンを場から一掃するのも1つの戦略です。Vstarパワー「スタークロノス」を使う準備が整ったなら、絶対に「キチキギスex」の特性「さかてにとる」が発動している状態でなければならない、ということはありません。

いつでもVstarパワー「スタークロノス」を使えるのだということを圧力としてかけながら、「メタング」の特性「メタルメーカー」でベンチポケモンにも「基本鋼エネルギー」をつけていきましょう。

山札圧縮について

このデッキでは「メタング」の特性「メタルメーカー」が山札の上から4枚を参照するため、いかにこの4枚に「基本鋼エネルギー」を集めるかが重要です。

不要なカードはどんどんトラッシュしていき、山札の「基本鋼エネルギー」の割合を上げていきましょう。グッズ「ハイパーボール」でトラッシュに使い、山札からポケモンのカードを抜いていく動きを積極的にやっていきましょう。

また、手札に来た「基本鋼エネルギー」は「かがやくゲッコウガ」などでトラッシュに送り、グッズ「すごいつりざお」で山札に戻すことで、エネルギーを循環させていきます。このため「すごいつりざお」は大事に使っていく必要があります。

Vstarパワー「スタークロノス」について

Vstarパワー「スタークロノス」を最大限活かすためには、Vstarパワーを使った2ターンのうちに、グッズ「カウンターキャッチャー」やサポート「ボスの指令」などの呼び出し札を必ず手札に加えておく必要があります。

Vstarパワーでバトル場のポケモンをきぜつさせた場合、相手は必ず倒されても問題ないポケモンをバトル場に出してきます。ベンチにいるメインアタッカーや根幹のシステムポケモンを呼び出して攻撃ができないと、Vstarパワーの力を最大限に活かすことはできません。

そのため、山札にある呼び出し札の枚数は常に把握しておきましょう。序盤に使いすぎたり、サポート「博士の研究」で巻き込んでトラッシュしたりをしすぎると、肝心な時に引けなくて使えない、ということになります。

特にサポート「ボスの指令」は、序盤ではなるべく温存しておきましょう。山札に2枚はある状態を保ちながら進めていくのが理想です。

そして、できれば手札に呼び出し札を持った状態でVstarパワー「スタークロノス」を使いましょう。

基本鋼エネルギーのつけ方

バトル場とベンチに2体「オリジンディアルガVstar」や「オリジンディアルガV」がいる場合、「基本鋼エネルギー」のつけ方は工夫する必要があります。

なるべく2体の「オリジンディアルガVstar」や「オリジンディアルガV」、どちらにも1枚以上は必ずつけておきましょう。

どちらも「基本鋼エネルギー」が1枚ついているだけでワザを使うことができます。ワザを途切れさせないことが大事です。

オリジンディアルガV」の1エネワザ「メタルコーティング」は、序盤では相手の動きが遅ければ使うこともあります。トラッシュに落ちた「基本鋼エネルギー」をグッズ「すごいつりざお」で山札に戻すかどうかは、ワザ「メタルコーティング」を使うかどうかで判断しましょう。

基本鋼エネルギーのつけ先について

オリジンディアルガVstar」デッキは、エネ加速役の「メタング」の特性「メタルメーカー」が「自分のポケモンに好きなようにつける」と、ポケモンについて何の制約もないため、アタッカーとなれるポケモンが非常に多いデッキです。

システムポケモンとして出している「メタング」「ミュウex」「キチキギスex」も必要とあらばアタッカーに変身させることができます。

これらのポケモンは全て「基本鋼エネルギー」3枚で動けるようになるため、「メタング」の特性「メタルメーカー」で「オリジンディアルガVstar」に「基本鋼エネルギー」をつけ終えてからも、特性「メタルメーカー」の出番は来ることがあります。

①メタング

基本的にはサポート「ボスの指令」やグッズ「カウンターキャッチャー」でバトル場に呼び出され、縛られることがあります。場に「メタング」が2体揃っているなら、特性「メタルメーカー」を2回使えば1ターンでにげるエネルギー枚数を確保することは簡単です。

カビゴンLOデッキ」の場合はそのまま「メタング」で攻撃していくしかありません。ターン数はかかりますが倒せないわけではないため、最後まで諦めずに戦いましょう。

また、「サーナイトexデッキ」などには「ミミッキュ」の採用がある場合もあります。「ミミッキュ」の特性「しんぴのまもり」で、ポケモンex・Vからワザのダメージを受けません。しかし鋼弱点であるため、「メタング」がワザを使うとワンパンすることができます。これは覚えておきましょう。

ミミッキュ」を攻撃するための「基本鋼エネルギー」は、攻撃を終えたらにげるためのエネルギーに使うことができます。

②ミュウex

ワザ「ゲノムハック」が無色エネ3で使えるため、相手のバトルポケモンの強力なワザをカウンターすることができます。

管理人が使っている感想では、実際には使うシーンはあまりありません。が、ワザ「ゲノムハック」が打てることをチラつかせるだけで、相手への牽制になります。

オリジンディアルガVstar」につけ終わって「基本鋼エネルギー」が余りそうな時は、1枚つけておくだけで相手からの狙いの的を絞らせにくくなります。

③キチキギスex

無色エネ3でワザ「クルーエルアロー」が使えます。ベンチポケモンを狙撃できるワザです。

マナフィ」に防がれるため使うシーンは多くありませんが、「キチキギスex」に「基本鋼エネルギー」を1枚つけるだけで、相手のベンチに「マナフィ」を要求することができます。最近は「マナフィ」が入っていない構築も割とあり、必要とあらばそのまま打つこともできます。

相手のベンチポケモンがHP110以上しかいない場合は難しいですが、たとえば「ドラパルトexデッキ」の「ドロンチ」などがいる場合は、かなり牽制することができます。

相手がHPの低いポケモンをベンチに並べる2進化デッキの場合は、つけておいても損はありません。

カード解説

ポケモン

オリジンディアルガVstar

基本鋼エネルギー」を5枚つけると使えるVstarパワー「スタークロノス」が強力です。特性ではなくワザなので、相手が特性を消してきても問題なく使えます。

追加ターンという強力な効果を得られる上、このワザで220点出るのも優秀です。「キチキギスex」などたねポケモンのexでも倒せるポケモンはいるため、上手く使えればサイド4枚取りが実現できます。

上ワザの「メタルブラスト」は青天井火力が出ますが、基本的には5枚240点を基準に使いましょう。6枚以上つけるのは、終盤でとどめを刺す時にしましょう。

序盤ではバトル場の「オリジンディアルガVstar」に「基本鋼エネルギー」を1枚しかつけられないことが多いと思いますが、1エネ80点は十分戦力になります。1枚でもエネルギーをつけられたら、とにかく目の前のバトルポケモンに「メタルブラスト」を宣言し続けましょう。いつでもVstarパワー「スタークロノス」の220点で倒せるように、ダメカンをばら撒いておくイメージで宣言しましょう。

オリジンディアルガV

上ワザ「メタルコーティング」は、場合によっては使うことがあります。トラッシュからエネ加速ができることを覚えておきましょう。

ダンバル

HP60の「ダンバル」もありますが、「ドラパルトex」のワザ「ファントムダイブ」のダメカン6個できぜつさせられることがあるため、HP70の方を採用しています。

メタング

特性「メタルメーカー」が強力で、上振れすれば一度に「基本鋼エネルギー」を4枚も加速することができます。

またこの特性は「残りのカードはすべてウラにして切り、山札の下にもどす。」という特性のため、「基本鋼エネルギー」以外のカードは山札の下に行くことになり、余計なカードが山札の上からなくなります。このため、次にもう一度特性「メタルメーカー」を使うと「基本鋼エネルギー」が更に当たりやすくなる、という山札圧縮の効果があります。ベンチに「メタング」を2枚立てられているなら、特性を続けて使うと2回目はより当たりやすくなります。

かがやくゲッコウガ

このデッキでは非常に重要なドローエンジンです。相手が「カビゴンLOデッキ」でない限りは必ず出すようにしましょう。

このポケモンのみ、攻撃は完全にできません。

ミュウex

逃げエネ0のドローエンジンであり、アタッカーになる可能性も秘めています。

特性「リスタート」は手札が2枚以下の時にしか使えませんが、このデッキは手札の消費が激しいため、意外と使う場面は多いです。手札を2枚以下に減らしていき、この特性を使って補充することで展開していきます。

逃げエネ0も優秀なので、バトル場のポケモンが倒されたら「ミュウex」をとりあえず出しておきましょう。

キチキギスex

貴重なドローエンジンであり、アタッカーにもなれるポケモンです。

このデッキは先鋒が倒されることを利用して動くことが多いので、倒されてから発動する特性「さかてにとる」は非常に優秀です。

ただし、ポケモンチェックで状態異常によりきぜつした場合、この特性は使えません。覚えておきましょう。

それでもこのポケモンを出しておき、基本鋼エネルギーを1枚つけるだけで、ベンチ狙撃をアピールして相手に圧をかけることができます。相手がベンチにマナフィなどの守護神を出さなかった場合は、アピールしておくだけで守護神を要求でき、相手のベンチを埋めることができます。

グッズ

ハイパーボール

進化ポケモンを持ってくることができます。

管理人が紹介しているサンプルデッキでは、エーススペックにグッズ「ハイパーアロマ」を採用しているため、ハイパーボールが3枚になっています。

たねポケモンもグッズ「ハイパーボール」で持ってくることがあります。序盤にボール系グッズをたくさん引きたいので、あまり削り過ぎないようにした方がいいです。特にグッズ「ハイパーボール」は手札から不要な札を2枚トラッシュすることができるため、不要になったカードをトラッシュする目的に使うこともできます。

ネストボール

たねポケモンであれば何でも持ってこられるグッズです。優先順位は先程書いた通りです。

グッズ「ネストボール」などのボール系グッズを使わない時に引いた時は、積極的にトラッシュしましょう。「ネストボール」はベンチに空きがあれば、使いながら「対象なし」を宣言することで、トラッシュすることができます。

ボール系グッズをこの使い方で使うと、山札をシャッフルすることもできます。ただし、「メタング」の特性「メタルメーカー」は余計なカードを山札の下に送るので、不用意に混ぜるとせっかく下に行った余計なカードが上に戻ってしまうことになります。使うタイミングは考えましょう。

なかよしポフィン

ダンバル」を並べるための専用札です。「ダンバル」はなるべくグッズ「なかよしポフィン」で持ってくるようにしましょう。

2枚採用で手札に来づらいため、状況によっては「ダンバル」をグッズ「ネストボール」などで持ってくることもあります。不要になった「なかよしポフィン」は、「ネストボール」と同じようにベンチの空きを利用してトラッシュすることができます。

トラッシュからポケモンと基本エネルギーを3枚まで選び、山札に戻すことができます。

このデッキではほとんど「基本鋼エネルギー」を3枚戻すことになります。ポケモンを戻してしまうと山札に「基本鋼エネルギー」以外のカードが増えてしまうため、基本的には「基本鋼エネルギー」を戻しましょう。

夜のタンカ

ポケモンや基本鋼エネルギーを1枚ですが、直接手札に加えることができる強力なカードです。

バトル場を進化させて戦った後、倒されたらグッズ「夜のタンカ」で「オリジンディアルガVstar」を回収して後続を進化させる戦法があります。倒されたことを利用して「キチキギスex」の特性「さかてにとる」で引きにいき、上手く噛み合えば使える戦法です。

この戦法のために「夜のタンカ」が必要ですが、紹介しているサンプルデッキには1枚しか採用されていないため、最初に山を見た時にサイド落ちしていないか必ず確認しておきましょう。ある場合は手札に来ても大事に扱いましょう。

ただし序盤で「夜のタンカ」を引いた場合、「基本鋼エネルギー」を回収して「かがやくゲッコウガ」の特性「かくしふだ」に使用したり、手張りしたりすることも考えておいた方が良いです。保存しておける余裕があるか、展開に使わないといけないか、考えながら進めていきましょう。

場合によってはグッズ「すごいつりざお」を1枚抜き、代わりに「夜のタンカ」を1枚増やすことも考えられます。

カウンターキャッチャー

制限付きではあるものの、貴重なグッズの呼び出し札です。

サイドが負けていれば使えるため、相手がサイドをすぐに取ってくるタイプのデッキかそうでないか、良く見極めて使っていきましょう。

ハイパーアロマ

管理人がオススメするサンプルデッキの、エーススペック枠です。

1進化ポケモンを3枚まで持ってこられるため、「オリジンディアルガVstar」と「メタング」を一気に手札に加えることができます。

既に手札にいくつか1進化ポケモンを持っていたとしても、基本的にグッズ「ハイパーアロマ」では3枚持ってくるようにしましょう。山札から不要なポケモンのカードを抜いておくことで、「メタング」の特性「メタルメーカー」によるヒット率を上げることができます。

サポート

ボスの指令

非常に重要な呼び出し札です。管理人は4枚あると多すぎるなと思い、3枚採用にしています。

Vstarパワー「スタークロノス」を使う時には、なるべくこのカードを手札に加えておきましょう。ベンチに残ったメインアタッカーを呼び出して倒すのが大事な動きです。

博士の研究

手札を全てトラッシュする代わりに、7枚も山札を引くことができます。

今ある手札をなるべく使って少なくしていき、最終的にこのカードを使うことで、最大値を発揮できます。また、不要なカードをトラッシュする目的でも使えます。

ただし、あまり山札を引きすぎると山札切れの心配が出てきます。山札の残り枚数を確認しながら使いましょう。

セキ

このデッキはこのカードのためだけに作られています。(過言)(ではなくガチ)

推し活をしない皆さんには不要なカードですが、意外とあれば便利だったりします。序盤でうまく行けば手札にグッズ「ハイパーアロマ」を直接持ってくることができ、展開を支えることもあります。

手札が上手く噛み合えば、ですが…(苦笑)

基本的にはトラッシュするだけで終わると思います。逆に言えば、推し活しない方はこの2枚を他のカード枠に使うことができます。デッキの改造を楽しんでみてください。

ナンジャモ

このデッキは手札干渉がそれほどキツくはないため、相手への干渉のためだけに使っても問題ありません。

また、サポート「博士の研究」が引けなかった時に手札をリセットするのも有効です。

サイドを先行してくるデッキであれば、終盤に使うと相手の手札を減らすことができます。この1枚で大逆転することもあるため、終盤まで取っておくのも1つの手です。

スタジアム

フルメタルラボ

これは受けのカードなので、無理に出す必要はありません。

このカードが何故入っているかというと、相手のスタジアムを剥がすために使うからです。

特に、相手に有利に働くスタジアムなら、早々に剥がしておかないと不利になっていきます。

ただ、元々このカードは相手のスタジアム「ゼロの大空洞」を剥がすため専用に入れていたカードです。

このデッキは先述したように、ベンチの数を数えて攻撃してくるデッキが非常に苦手です。相手のベンチ枠を少しでも抑えるために入れていました。

環境の最終盤ではスタジアム「ジャミングタワー」がかなり強くなっていたため、現在は「ジャミングタワー」の方が強いかもしれません。入れ替えの余地ありです。

エネルギー

基本鋼エネルギー

このデッキは特殊エネルギーを全く使わないデッキです。エネルギー15枚は一般的には「エネ過多」と呼ばれます。(誰だエネ30枚とか言ったやつ)

基本鋼エネルギー」の枚数は、どんなに少なくしても14枚は必要だと思います。1枚減るだけですが、14枚はだいぶキツいです。初心者の方はなんなら15枚より更に多くしてもいいかもしれないぐらいです。

15枚より多く入れて始めて、このデッキに慣れながらどんどん枚数を減らしていくぐらいがちょうどいいでしょう。

追記:エネ30枚デッキに興味があるなら、この方の動画は面白いかもしれません…

改造してみよう

慣れてきたら、改造にチャレンジしてみましょう。自分だけのオリジナルデッキを作るのは楽しいです。

案① ブリジュラスexと合わせる

これはもはや全く違う種類のデッキになってしまいますが、エネ加速役の「メタング」をエネ加速役&アタッカーになる「ブリジュラスex」に置き換える案があります。

ブリジュラスex」と合わせて使うのは難易度が上がりますが、上手く使えるようになるとCL大阪で優勝することもできるようになります。

戦い方の参考になりますし、何より見ていて最高に気持ちよく感動することができます。興味があったら一度見てみてください。管理人は好きすぎて何回も見返しております。

案② ボール系グッズの数を見直す

ボール系グッズの枚数を見直してみましょう。減らすのもいいですし、逆に増やすのもありです。

管理人が見た色々な案では、グッズ「ハイパーボール」を2枚にしたり、グッズ「なかよしポフィン」を1枚にしたり、極限まで減らしているものが多かったです。逆に「ハイパーボール」も4枚採用していたり、増やしている人もいました。

ボール系グッズは序盤で大量に使いたい分、終盤になると全く使わないお荷物になってしまいます。ご自身にとってベストの枚数を探してみてください。

案③ すごいつりざお・夜のタンカの数を見直す

このデッキではグッズ「すごいつりざお」とグッズ「夜のタンカ」を採用していますが、枚数を見直してみましょう。

管理人のオススメは、「すごいつりざお」を1枚「夜のタンカ」に変える構築です。拾えるエネルギー枚数は少なくなるものの、直接手札に加えることができるようになります。

すごいつりざお」3枚構築は、他のデッキレシピでも多数見かけました。難易度は上がるかもしれませんが、試してみるのもいいでしょう。

逆に、デッキレシピの中には「夜のタンカ」を1枚も採用していない構築もたくさん見かけました。抜いてみるのも手です。

案④ エーススペックを変えてみる

管理人はグッズ「ハイパーアロマ」を愛用していますが、他のエーススペックに変える方法があります。

オリジンディアルガVstarでよく見かけるのは、グッズ「プライムキャッチャー」です。

グッズで条件なく使える呼び出し札です。呼び出し札として使い、自分はバトル場に「ミュウex」などの逃げエネ0のポケモンを出し、逃げて交代すれば攻撃できます。

エーススペックにこの「プライムキャッチャー」を採用する場合、グッズ「カウンターキャッチャー」やサポート「ボスの指令」など他の呼び出し札を減らして、グッズ「ハイパーボール」を増やすといいでしょう。

案⑤ サポートの数を見直す

皆さんこれですよね。分かってます。セキにゃん推し活をしない方は、サポート「セキ」を0枚にして、他のサポートを入れましょう。

管理人のオススメは、「博士の研究」「ナンジャモ」を1枚ずつ増やすことです。絶対にこっちの方がよく回ります。

案⑥ スタジアムを見直す

管理人のオススメではスタジアム「フルメタルラボ」が採用されていますが、「ジャミングタワー」や「夜のアカデミー」などもよく見かけるレシピです。

ジャミングタワー」は、相手が「ポケモンのどうぐ」を使うデッキだった場合に刺さります。

夜のアカデミー」は、相手からの手札干渉に備えて重要なカードを山札の上に戻すことができます。また、このデッキでは手札に来た「基本鋼エネルギー」を戻すことで、その後「メタング」の特性「メタルメーカー」で確実にエネ加速もできます。

スタジアムは相手も効果を使うことができるため、慎重に選びましょう。

案⑦ エネルギーの数を見直す

このデッキはエネ過多のため、基本鋼エネルギーを何枚採用するかで変わってきます。

初心者さんはエネルギーをあまり減らさない方がいいと思います。サイドに何枚かは落ちるため、14枚がギリギリだと思います。管理人が見ていたデッキレシピでも、ほとんどが最低14枚はありました。

扱いに慣れてきたら、14枚に減らしてみるのもいいでしょう。増やしても問題ないと思います。

さいごに

いかがでしたでしょうか?デッキの回し方など、少しでも参考になれば幸いです。

素敵な推し活ポケカライフを!